はじめに、
この記事は素人の独学による作業記事です。作業の完成度等においては保証はできませんので、そのような趣旨の記事という事をご理解ください。
☆記事の最後の方に、専門サイトさんから抜粋させて頂いた文をまとめた、より完全な手順の方法を記載しましたので、そちらも是非ご覧ください。
こんにちは、ぐなです。
今回の記事では、タイトルの通りバンパーにできてしまった線キズを何とか自分なりに直せないかと考え、補修してみたという記事になります。
この手の作業に関しては初めてで、あくまで素人の我流の方法となってしまっているので、色々と拙い点はありますが何卒ご容赦ください。m(__)m
発展途上で未熟ですがお許しください💦
用意したもの
・ホルツ RUBBINGコンパウンド https://amzn.to/466D3lv
・99工房 コンパウンド細目 https://amzn.to/3WcaVsD
・ホルツ 液体コンパウンドミニ 細目、極細、超極細 https://amzn.to/3WbsxEQ
(別記事に書いていますが、switchのプロコンのシェル研磨用に予め購入しておりそちらを流用しました)
・コンパウンド用スポンジ https://amzn.to/3xPwIyg
・ホルツ カラータッチS28シルバーメタリック(使用車のボディカラーに合うものを調べて購入しました) https://amzn.to/3xPwIyg
・ホルツ スプレーアタッチメント Touch Gun https://amzn.to/3SA733N
↑カラータッチ塗料をスプレーとして使うために購入しました。
※今回の作業で感じましたが、最初からカラータッチペンは使用せず容量多めのスプレー塗料タイプを購入しても良かったかなと思いました。(傷の範囲次第にはなると思います)
傷の状態
こんな感じで、指の爪でなぞると段差が分かるくらいのはっきりした線傷ができてしまっていました…。
わりとはっきりした傷なので、いつつけてしまったか分かりそうですが覚えていませんでした(*_*;)
作業開始
調べたところ、キズの程度によって傷埋めパテやコンパウンドのみを使用する場合もあるそうですが、自分の場合爪で引っかかる傷だったのでヤスリが必要だと判断し、ホームセンターで買ってきた耐水ペーパーを使いました。
いきなり荒い目を使うと必要以上にバンパーの状態が悪くなってしまいそうだったので、まずは400番を使ったところ、このような状態になりました。
その後、一旦99工房のコンパウンドをかけましたが、正直この時点では傷がそこまで埋まっておらず、まだ段差ができていたのでもっとヤスリをかける必要がありました。
次に、400番よりも目が粗い、240番と100番を使用しました。
その後、液体コンパウンド3種で細目→極細→超極細の荒い順にスポンジにつけて磨き、水で洗い流しました。
続いて、カラータッチペンをスプレーアタッチメントに装着します
スプレーアタッチメント、カラータッチ共によく振ってから装着し、取り扱い説明にも記載がありますが、スプレーを15cmほど離し重ねるように塗っていきます。
ですが自分がど素人すぎて最初上手くスプレー噴射ができず、結局カラータッチを直接塗りました…(スプレーアタッチメントを買った意味とは)
後でスプレーで吹き直すことになります(;^_^A
↓こんな感じになりました。画像がとても多いですが、いろんな角度からの見え方を参考にしたかったので撮りました。
遠目から見ればほぼ目立たなくなりましたが、この段階では近くで見るとやはり色も微妙に違うので塗り痕の境目が分かりますね💦
やはり直接塗るよりはスプレー噴射の方がきれいに仕上がる傾向にありそうです。
この後ぼかし剤や仕上げのクリア加工も行っていきますが、
耐水ペーパーからの液体コンパウンドもやり方が悪かったのか、白くくすんだ痕がついてしまいました…。マスキングテープを貼って、削る部分をもっと絞った方が良かったなと反省点。
これからもう少し超極細や鏡面仕上げの液体コンパウンドで磨いたり、消し方を個人的に調べるつもりです。
一度見直し後、次のステップへ
まず、塗装した部分と車のバンパーフレームの境目をきれいにするぼかし剤と、
塗装が終わった後の最後の仕上げに、シルバー、パール、マイカ色の車体に光沢を出し、塗装面の保護、防錆効果も付与してくれるクリアペイントスプレー
も購入しました。(後から必要だと知りました汗)
少し時間を置き、乾いて定着した状態で状態を見たのですが、仕上がりにイマイチ納得できなかったため(上記にもありますが、補修推奨アイテムをいくつか渋ったのもあります)、もう少し手を加えることにしました。
自分はパテを購入せずに作業していたため、線傷もそれなりに深くついてしまっており、先ほどの耐水ペーパーヤスリで傷を研磨する作業が不十分だったと感じたため、非常に面倒くさく2度手間になってしまいましたが、100番と240番でもう一度削り直しました。
↓耐水ペーパーで研磨し、各種コンパウンド罪で表面を慣らしてからもう一度シルバー色のカラータッチをスプレーアタッチメントにセットし噴射。
冒頭では失敗しましたが、今度はしっかり吹けました!
感覚としては、少し斜め下に傾けながら前方に吹き出す感覚でやると上手くいきました。
ですがこの段階では正直、あまり変わっていないですね…。それどころか、少し粗が増えたような気がします(-_-;)
↓もう少し追加で厚塗りスプレーしたところ、少し良くなりました!
が、丸く吹きムラが出てしまいました。
↓その後、塗料と同じくタッチペンタイプのぼかし剤をスプレーアタッチメントに装着し使用。
他サイトによると、ぼかし剤は塗料が乾ききらないうちに、塗料の周りを囲うようにして
広めに散布するのが良いようです。
↓ぼかし剤噴射後はこちら。
自分の塗り方が未熟で、いっぺんに噴射しすぎてしまい液だれはしてしまいましたが、だいぶ奇麗な状態になったかと思います!
最後にクリアペイントを吹いてとりあえずは完成としました!
【追記とお詫び、注意】
僕は下調べ不足で、ぼかし剤を吹くタイミングを
カラー剤を吹いた後とクリアーを吹く前の間にしました。ですが下記に詳細に調べた手順を記載しましたが、
どうやらぼかし剤を吹くタイミングはカラー剤を吹く直前と、カラーとクリアーが済んだ後の最終手順の計2回使用するのが適切だったようです。
(だから自分の場合は、車体と補修箇所の間に少し境目ができているように見えてしまっていたのかと思いました…)
結果的に正確な手段ではない我流の方法を記事にしてしまい、申し訳ありません、、orz
あるとより補修精度が上がる物
今回、ほぼ我流で補修を試みましたが、専門家の記事によると、
今回僕はコストや手間がかかる関係で使用しませんでしたが、下記の
“シリコンオフ ” 脱脂スプレー。車体の油分を除去し、塗料などを剥がれにくくする。
“バンパープライマー” 塗料の密着性を高めるための下地処理剤。
“パテ(パレット・ヘラ)” キズや凹みの段差を埋める。
“プラサフ” 細かいキズを埋めてくれる下塗り用塗料。ボディカラーに合わせて「白」「黒」「グレー」の3色から選んで用意する。パテと塗料の中間に位置し、それぞれを剥がれにくくする効果も。
以上4つのアイテムも使用した方が、より完璧に仕上がるようです。
補修クオリティが高い正規の作業手順
傷の補修の大まかな流れは、「準備→傷や凹みの補修→下塗り→塗装→乾燥」という風に進行します。
なので、これらの補修アイテムを全て使用した完全版の作業順(爪が引っかかるような深い傷の場合)としては、
1.傷部分の汚れを取り除くために水洗いし、耐水サンドペーパーで傷をある程度滑らかにする。
↓
2.パテで傷部分の凹みを埋める。しかしその前にパテを剥がれにくくするための脱脂作業→シリコンオフを吹きかけ、きれいな布やクロスで補修部分をしっかり拭く。
↓
3.さらに、パテの密着性を高めるため、バンパープライマーを吹きかける。樹脂製のバンパーは塗料が密着しにくいので、バンパープライマーはできれば使用する。(筆者は怠ってしまっていますが…)
↓
4.研磨した部分にパテを塗っていく。パレットとヘラでパテを傷部分に押し付けるようによく塗りこむ。一方向に塗るときれいに仕上がる。あとから研磨して高さをそろえるので、周囲の塗装面よりも少し盛り上げて塗る。
↓
5.パテが乾燥したら、表面を滑らかにするため粗目と細目の2種類のサンドペーパーを使って補修部分を研磨する。
最初に粗目の耐水サンドペーパーで研磨し、パテの盛り上がりがある程度周辺の塗装面に近づいたら細目のペーパーに持ち替え、周囲と高さが合うまで研磨する。
※ペーパーの数字は個々の判断で少し変えてもいいかもしれません。
↓
6.次に、パテと仕上げの塗料(車体と同じ色)を密着させるための下塗り用塗料のプラサフを塗っていく。プラサフを塗る際、周りに飛び散って汚れないように車体にマスキングをする。
5のフェーズで研磨した汚れが残っている場合は布でふき取る。その後、プラサフの密着性を高めるために脱脂作業をする。2と3のフェーズと同じように、シリコンオフを吹きかけたら布で噴き上げ、更にバンパープライマーを塗布する。
そしてこのタイミングでプラサフを塗る。仕上げをきれいにするため、複数回に分けて、一定の方向に吹きかける。
↓
7.ここまでの行程が済んだら、ついにカラー塗料を傷部分につけていく。
カラー塗料を使用する前に、修復部分の周りを軽くコンパウンドで磨き、脱脂用のシリコンオフを吹きかける。きれいに吹き上げたら、塗料の飛び散りを防ぐ為に車体をマスキングする。
※このフェーズではバンパープライマーは不要。
次に、ぼかし剤を吹きかける。
ぼかし剤は、カラー塗料の塗装時に発生する「ざらつき」を抑え、周囲との色馴染みを良くする効果がある。
そして、☆ぼかし剤が乾かないうちに、カラー塗料を吹きかける。ぼかし剤は薄い液状成分で、乾きやすいので素早く塗る必要がある。
★カラー塗料は一度で塗り切ろうとせず、何度か重ねるように吹きかける。
↓
8.カラー塗料を吹き終えたら、艶出しのクリアー(A-4)とぼかし剤で補修の仕上げをする。
カラー塗料を塗った部分より少し広い範囲にクリアーを吹きかけます。
この際、光沢感が出るように、複数回に分けしっかりかける。
その後、乾かないうちにぼかし剤を吹きかける。それにより、塗装の境界部分にできた白っぽいざらつきがなくなり、濡れて見えるまでしっかり吹きかけると、補修部分との差が目立ちにくくなる。
↓
9.塗料がしっかり乾くまで、一週間ほど乾燥させて完了!
※こちらのサイトから一部抜粋させて頂きました。
車のバンパーのキズを自分で補修する方法 – 新車情報の車ニュースを配信中 – 中古車のガリバー (221616.com)
終わりに
今回、手探りでの補修作業でしたので、至らない点や間違ってしまった点は多々ありましたが、
せっかく補修用アイテムを買ったので、今後も改善を意識して色々試していき、その時はまた記事にできたらなと思っています!
それではここまでご覧頂き、ありがとうございました!
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